みなみアイ 制作記録

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ドールアイを作るにあたって、いくつかやりたい事があったのですが
ドーム型のレンズの厚みがある物、グラスアイのように視線追っかけてくるアニメアイ
こんなようなものを作ってみたいなあと、思っていたのですが
シリコンの取り扱いに試行錯誤してなかなか原型制作とモールド作成作業が追い付かず、
とりあえず市販の半球モールドで自分デザインのアイを作ってみたら
なんだこれ楽しいぜハッハーと勢い任せに大量生産してしまい、今に至ります。

半球の方が厚みがない分、文字盤いれたり、夕焼けにしたり
デザイン時にハイライトを沢山入れても角度で伸びたりしないという利点もあるので
どっちが良くてどっちがダメって事もないので、今後ともどっちも使う気満々ですけど
とりあえず原型から作った第一号が完成しまして、ちょこちょこと制作過程の画像を
Twitterに載せていたので、ブログにまとめてみようと思います。
スマホ画像なのでピンボケまくってたり、イマイチですいません。

以下、のっぺらメイク、生首、目玉などの画像がございます。
続きは↓からです。 苦手な方はご注意下さい。


オリジナルレジンアイ製作でよく見かけるのが
おゆまるやシリコンで市販の型を取って複製するというものがありますが
自分で使うだけならアレですが追々販売する気満々だったのと
市販のレジンアイよりもっとこうしてみたいだの、色々やりたい事もあったのと
あとはハンドクラフターの矜持というか血が騒いだというか
ともかく原型から作ると決めてました。


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そんな訳で作っていく事にします。木から・・・!

これも後から考えれば粘土とかもっといい物あったんじゃないか・・?と思ったりしますが
やっちまったものはしかたない・・・ 内径15mmの丸い棒をのこぎりで切断しました。
紫の塗装っぽい物はやすりで削り落とした跡です。
のこぎりで切り落とした断面も粗ヤスリで削ってます。
改めてみると、こんな画像のせてドールアイ作ってますってつぶやいてるとか
この人頭おかしいのかな?とか、よくリムられなかったなとか思ったり・・・


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彫刻刀がどっかいったので()その辺にあったカッターで削り削り。
意外としっかり削れる&良い木でした。この木が何なのかは知りませんが
ダイソーの手のひらツボ押し器であることは間違いないです。


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一晩かけて、けずり、けずり、ひたすらけずり~~


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大体こんなもんで良いんじゃないかしら?と荒削り完了。
あとは粗いヤスリから細かいヤスリで滑らかにまた削り削り。


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大分滑らかになったのでラッカーでコーティング。
乾燥した物を試しにはめてみた感じです。


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↑6番


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↑1番


ここで驚愕の事実に気が付きます。
コイツラ、内径15mmで良かったのか・・・!!

色んなドールで使いまわしたかったのでとりあえず原型の原型の原型の・・・・
という事で、木で作ったドングリ1号はそのうちまた使いまわすかもしれませんが
目袋20mmのドールヘッドをちょいちょいいじるし、多少接着面もあった方が
何かと便利だろうと、とりあえずは20mm玉を目指す事にしました。


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ドングリ1号をシリコンで型取り、ウレタンで複製しました。
シリコン型は制作に4日費やしましたが1回の複製で破損しました。
このロスト感はヤバイ。


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そんな訳で1回しか複製できなかったウレタンに変貌したドングリ1号の頭の部分を残してあとは削り落とし。
ウレタンなのでサクサク削れましたが粉じんの発生量が半端なく、作業中に肺をやられるなど。
以降、バリ取りなどのウレタン削りは屋外で作業しております。

余談ですが、日よけにタオルをかぶってマスク着用したレジンまみれのエプロン姿の謎な人が
玄関先で大量の目玉をひたすらヤスリにかける(バリ取りです・・)姿を近所の人に目撃されました。しにたい。
芸術活動って事にしておきます。クリエイティブである事には変わりない!!


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余談が過ぎました。
20mmの半球が出来る市販のシリコンモールドを購入しておいたのでウレタンで作成し、
レンズ(ドングリ1号の頭)が乗る部分を削り落とし。


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接着!
隙間にエポキシレジンの余ったものを詰めて放置。


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硬化後に磨きました。
また複製作業です。 ・・・・・シリコン2号はまた1回型を取って即ロスト!!
ここでやや挫けました。もう半球で良いんじゃない? とりあえずアイ作りたいし、
とりあえずこのしょうもない中途半端な物は置いといて、アイ作ろうよ。
で、しばらく放置してまして。 


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↑は1回の複製で終わったシリコン2号の遺物です。
これもひたすら磨いてようやく違和感のない程度には凹凸のバランスが取れてきた気がします。


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とりあえず難しいシリコン作業はおいといて、おゆまる+余ったエポキシで複製しました。
コイツをひたすら磨いて磨いて磨きまくった物が以下です。


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つやっつや。 コーティングはしてません。
研磨剤は使いましたが2000番以降は使わないフェルトでひたすらゴシゴシ。
キズっぽく見えるのは底面のものが反射しているせいです。

コイツをさらにおゆまるで複製し、ようやくドールアイになりました。
おゆまるも中々曲者で、上手く取ったと思いきやシワがよっていたりで
20回ぐらい取り直した気がします・・・ 私が下手なのか・・・?!


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ハイライトは撮影環境によって勝手に入るだろうと、あえてシンプルなデザインを封入しました。
もっと色が濃くても良かったなあ・・・ ↑の画像の3つの白いハイライトは勝手に映り込んだものです。
コート剤を筆で塗っているのでむらがどうしてもできてしまうので今後の課題です。
毎回一玉3時間とか磨くのはちょっと嫌です・・・


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ようやくドールに収まる事が出来ました!
レナで適当に撮影。


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↑瞳の下にスッと横ラインのハイライト。これもレンズの反射によるものです。
フラットも良いですが、ドーム型の瞳の輝き方も良いですね!

そんな訳で原型はなんとか完成しました。
すべて手作業によるものなので若干歪んでたり、ナナメだったりするかもしれませんが
なかなか面白い物が出来たと思います。メイクっ子にはセットにしたいなあと
本日またおゆまる達と戦っていました。上手くできてると良いのですが・・・

追々、グラスアイのように真ん中だけでっぱりのあるようなレジンアイも製作してみたいと思ってます。
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[ 2015/03/31 05:04 ] 製作記 | TB(-) | CM(-)